鴻海精密工業(ホンハイ、台湾の受託生産大手) 米ウィスコンシン州で進める大型液晶パネル工場の建設計画に関連し、後工程などの3工場を2018年にも稼働させる。
投資額は10億ドル(約1100億円)に満たない程度という。



 鴻海関係者が認めた。鴻海は7月、同州で最先端の液晶パネル工場を中心とした産業集積地を築くと表明。投資総額は100億ドル(1兆1千億円)で、本丸となる液晶パネル工場の建設に先行して補助的な役割を果たす3工場を建設する意向とみられる。
パネル工場の本格的な稼働は2020年ごろを見込むが、行政手続きやサプライヤーが参画するかなど流動的な要因も多い。