iPhone_X_gestures11月発売の10周年モデルiPhoneXは生産の難易度が高く、部品の調達予定を6割下方修正したとの情報がある。

あるサプライヤーの関係者は、アップルが新モデル発表日の1週間前に、iPhoneXの一部部品の出荷を、従来求めていた量より6割減らすようサプライヤーに通知したと明かした。iPhoneXは生産の難易度が高く、歩留まり率が低いため、たとえ出荷が6割減となっても、サプライヤーはアップルの出荷量の要望に応えるため、生産を急いでいる状況だという。

 関係者は、電子業界では部品不足を回避するため、最終製品メーカーがまず多めに要望するのはよくあることと説明した。ただアップルの場合は他社と異なり、最終的には部品の大部分を使い切ると話した。

 別の業界関係者は、iPhoneXはアップルの技術力をアピールするための存在で、販売台数を追求しているわけでないと分析した。



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その上で、アップルは従来1モデルしか発売していなかったが、2014年にiPhone5cとiPhone5sの2モデルを発売してから複数モデルを同時に発売するようになっており、現状では以前のモデルも販売していると説明。売れ行きは、新モデルだけでなくiPhone全モデルを合わせた販売台数で判断すべきと指摘した。

 証券会社は、11月3日のiPhoneX発売後も年内は供給不足が続き、サプライチェーンの売上高ピークは例年より遅くなると予測した。iPhoneは例年9月に発表、発売されたことから、サプライチェーンの売上高は8月が底で、9月に急増し、11月まで好調が続き、クリスマスシーズン向け出荷終了で12月は非需要期入りするパターンだった。