APシステムズ(韓国の有機EL製造装置メーカー) 中国パネル大手の華星光電(CSOT)の関連会社から6030万ドル(約67億円)で受注した。中国では京東方科技集団(BOE)系からも受注している。

パネル業界では液晶ディスプレーから有機ELへの構造転換が起きており、APシステムズは主要顧客の韓国サムスン電子に加えて中国の顧客からの受注も増えている。

 アナリストの一人は、他社にとって高い参入障壁や高い有機ELの事業比率、顧客の幅広さなどを理由に、APシステムズが受注首位を維持するとの見方を示した。



 このアナリストはAPシステムズについて「主力の有機ELプロセス装置はサムスン向けでシェア100%を占め、中国市場でも支配的な立場にある。収益で有機EL装置が占める割合は95%を上回っており、同業他社の中で最も高い」と語った。

 有機ELパネルに対する需要は、スマートフォン(スマホ)メーカーの間で高まっている。米アップルは今月、同社初となる有機ELパネルを搭載した「iPhoneX(テン)」を発表した。また、サムスンはここ数年、有機ELをギャラクシーシリーズに採用しており、韓国LG電子も新型スマホ「V30」に使っている。

 APシステムズの2017年4~6月期の売上高は前の期比3倍の3842億ウォン(約382億円)で純利益は同2.5倍の231億ウォン。