テレビ向けの大型液晶パネルが一段と値下がりしている。指標となる32型のオープンセル(バックライトなどがつかない半製品)は、9月の大口向け価格が前の月と比べ1.4%安い1枚69ドル前後。北米や中国でテレビメーカーからの需要が低迷するなか、パネルメーカーが値下げで需要開拓に動いている。



 42型は127.5ドル前後と、前の月から3.8%安くなった。32型は1年1カ月ぶり、42型は1年ぶりの安値だ。50型以上のパネルも軒並み下落傾向にある。

 2016年春と比べると32型でなお3割以上高い。パネルメーカーはおおむね工場の稼働率を維持している。台湾の調査会社トレンドフォースによると、8月のテレビ用液晶パネル出荷枚数は、前の月を8.2%上回る約2300万枚だった。