電子情報技術産業協会(JEITA)のAVC部会は26日、有機ELテレビの国内出荷統計を発表した。これまでの累計出荷実績は5万台で、出荷金額は201億円。

JEITAはこれまでも薄型テレビの国内出荷統計を毎月実施しているが、薄型テレビの定義に有機ELテレビが含まれていなかった。従来から発売しているLGに加え、2017年には東芝、ソニー、パナソニックの3社から有機ELテレビが発売され、市場が立ち上ったことから、有機ELテレビの臨時統計(国内出荷)を開始した。

 発売開始から2017年6月までの合計は、数量が3万1,000台で、金額が120億円。7月は台数が8,000台で金額が31億円、8月は5,000台/23億円、9月は6,000台/27億円。9月の薄型テレビ市場全体に占める金額構成比は約8%。9月の薄型テレビ出荷台数が35万7,000台のため、数量構成比では1.68%となる。