大型パネル市場は、2016年第3四半期から2017年第2四半期にかけて売り手市場だった。しかし、2017年第3四半期から供給が需要を上回り、価格が下落する傾向にある。
有機ELテレビはハイエンド市場で圧倒的な地位を占めるとされており、WitsViewとしても有機ELテレビの世界出荷台数は2017年の150万台から2018年には240万台に増加するとしている。


スマートフォン市場における有機ELの普及率については2017年の28%から2018年には33%へと増加するとしているほか、18:9のアスペクト比がスマートフォン市場で広く普及する時期に入るとも予想している。Chiou氏の予測によると、18:9のスクリーンを搭載した機種は、2017年のスマートフォン出荷数の9.6%程度のシェアであるが、2018年には急速に普及が進み、そのシェアは全世界出荷台数の約36.2%に達するとしている。
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