次世代テレビの大本命とされてきた有機ELテレビ。超薄型のディスプレイやこれまでと大きく異なる斬新なデザインなども注目されているが、気になるのはやっぱり画質。今回はテレビを長年取材してきたジャーナリストと色彩表現にはこだわりのある写真家と共に編集部で最新の有機ELテレビの画質をチェックしてみた。

イシザキ 今年は各社から有機ELテレビが登場してきました。画質や性能の高さが注目されていますが、やはり高価。それでも買い時か、今日は西田さん、高砂さんと一緒に有機ELテレビを見ながら検証していきたいと思います。

高砂 有機ELテレビを初めて間近で見ましたが、全面が画面のようですね。見るからに、これまでのテレビとは違うと感じます。



西田 全面が画面と感じるのは、ベゼル(枠)が極限まで細くなっているからです。これはバックライトが不要な分、さらに細く、そしてパネルも薄く、軽くできる有機ELならではの特徴です。改めて見ると驚きますよね。

高砂 ええ、とても斬新ですね。スピーカーも本体から離れたスタイルが多いんですね。デザインが洗練されているわけだ。

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