米ラスベガスで開催されている「2018 International CES」。映像関係の話題で、もっとも大きなサプライズだったのは、サムスンが発表した “世界初のマイクロLEDテレビ” 「The Wall」だろう。
もっともこれに最も驚かされたというのは、LGから「88型8K有機EL」や「65型の曲げられる有機EL」が先にニュースとして発表され、しかもCES会場では一般公開されなかったという状況も手伝っている。

まずは動画で撮影した「The Wall」のデモをご覧いただきたい。なお白飛びしているのは、ほとんどの部分においてiPhone Xのカメラ性能の限界によるものだが、一部、実際に目で見て白飛びしているシーンも確認できた。

ともあれ、「マイクロLEDテレビ」というのは、かなりのパワーワードである。


 

今回サムスンが開発したマイクロLEDテレビは、RGBの微細なLEDを画面全体に敷き詰めた新たな方式だ。一時期「LEDテレビ」という言葉が話題になったことがあったが、あれはバックライトにCCFLではなくLEDを使っただけで、単なる液晶テレビだ。

現在では、ほとんどの液晶テレビのバックライトがLEDになっている。マイクロLEDテレビとLEDテレビはまったく別のものであることを知っておきたい。 さて、マイクロLEDテレビの画面全体に敷き詰められたRGBの微細なLEDは、それ自体が発光する。

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