日本ヒューレット・パッカード、ダイエー、日本マイクロソフトなどで社長を歴任し、古巣のパナソニックに復帰した樋口泰行氏と、ジャーナリストを経てロフトワークを立ち上げ、現在は学びのプラットフォームの運営や森林再生などにも取り組んでいる林千晶氏。異なるキャリアを持つ2人が、100BANCH主催のイベント「企業と個人の理想的な関係」で、未来の働き方をテーマに対談を行いました。
ということで、自己紹介です。みなさんがどういうところで働いているかわからないんですけれども、自分でもこんなに転職すると思っていませんでした。何社なのかな? 1、2、3……。6社ですね。 今ご紹介がありましたように、昔は松下電器と言ったんですけれども、新卒でパナソニックに入社いたしまして、12年間お世話になりました。 今はそんなことはないんですけど、昔はかなり閉塞感が大きくて、「若いのにあんまり偉そうなこと言うな」「君は若いんだからこの範囲の仕事をしてたらいいんだ」「言われたことをそのままやってりゃいいんだ」みたいな。


パナソニックの時は、最初に溶接機事業部に配属になりまして、アーク溶接機の電源の設計をやっていました。まあ、嫌で嫌で仕方なかったですね。 (会場笑) もう3Kの典型……と言ったら今この溶接機事業部で働いている人間もいるのであれなんですけど、3Kの典型みたいな職場でしたから。1日終わったらもう鼻の中はもうまっ黒けで、スパッタで目が焼かれて眠れない。
そういう意味では、パナソニックだけではなく日本企業の常識になっていることが、グローバルの企業の非常識のようになっている。日本全体がそういうところがあるので、そこをきっちり近代化していく、と。
Move to full article 日本企業の常識はグローバル企業の非常識 大企業の社長を歴任したパナソニック樋口氏の挑戦