apple watch 1a米調査会社のIDCが1日まとめた2017年のウエアラブル端末の統計で、1770万台を出荷した米アップルが初の首位となった。
通話機能を備えたアップルウォッチの新機種を昨秋に発売し、米フィットビットや中国の小米が落ち込むなかで56%の大幅な伸びを示した。市場全体は10%増の1億1540万台だった。 アップルはウォッチの販売台数を自社では公表していない。

ティム・クック最高経営責任者(CEO)は2月の株主総会で「(米企業の売上高番付であるフォーチュン500の)上位300社に入る規模に近づいている」と説明。売上高が年間で1兆円規模に迫ることを示唆していた。ウォッチは1台4万~6万円台の製品が中心で、IDCの統計はこの主張を裏付ける。



7dd4c3f74f006b34bb1d70d7adebd54e-e1489551356482一方、アップル以外の主要企業は苦戦している。16年に首位だったフィットビットは32%減の1540万台。17年秋にはアップルに対抗して音楽再生や電子決済ができる機種を投入したが、フィットネス用途に特化した端末の落ち込みをぬぐえなかった。小米や米ガーミンも微減となった。

 ウエアラブル端末の市場は成長を続けており、17年も伸び率は前年の27%から鈍化したものの過去最高の出荷台数を更新した。以前はフィットネス利用が大半だったが、スマートウォッチとして日常生活で使う人が増えている。「(機能やデザインが)洗練され、よく知られたブランドを選ぶ傾向が強まっている」(IDC)という。