経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)は月崎義幸執行役員(58)が6月下旬の株主総会後に社長に就任する人事を内定した。
有賀修二社長(59)の6月以降の役職は今後詰める。東入来信博会長兼最高経営責任者(CEO、69)は留任する。同社は2018年3月期まで4期連続の最終赤字が確実視されており、経営責任を明確にして財務基盤を立て直す。
 月崎氏の社長就任を筆頭株主の産業革新機構に伝えて了承を得た。JDIは5月の取締役会で正式決議する予定だ。



 
月崎氏は日立製作所出身で液晶パネルの設計部門を歩んできた。現在は成長性の高い車載向けのディスプレー事業を統括しており、4月1日付で副社長に昇格して社長補佐担当となる。

 日立と東芝、ソニーの液晶部門を統合したJDIは革新機構主導でトップ人事などの重要案件を決めてきた。JDI主導で経営体制を固めて、東入来会長と月崎社長の新経営陣で19年3月期に5期ぶりの黒字転換を目指す。

 月崎 義幸氏(つきざき・よしゆき)84年(昭59年)日大院理工学研究科修了、日立製作所入社。14年ジャパンディスプレイ執行役員。千葉県出身。