オンキヨーは中国家電大手のTCL集団と業務提携する。高性能スピーカーを搭載したテレビの共同開発や米国でのTCLの販路の活用、オンキヨーブランドの一部製品の生産委託などで連携する。オンキヨーは提携していた米楽器メーカー、ギブソンとの資本関係を3月末までにほぼ解消。新たなパートナーとの提携を通じて業績の立て直しを急ぐ。

 TCLは世界のテレビ販売台数で年間約3000万台を誇り、2017年の出荷台数ベースで世界シェア3位に立つ。オンキヨーとTCLは今秋にも共同開発製品を市場に投入する。オンキヨーのスピーカー技術を搭載したテレビなどを想定している。



音響製品の世界最大市場である米国を中心にTCLの販路を活用し、ヘッドホンなど音響製品の販売拡大も目指す。 オンキヨーとギブソンは12年に資本提携を結んび、一時はギブソンが筆頭株主だった。

だが、ギブソン側の経営不振の影響を受けてオンキヨー製品の生産が滞る事態に陥ったといい、資本関係をほとんど解消した。