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本調査は、最近注目されている有機EL材料を中心に、ディスプレイ関連材について実査・分析。合わせて、国内外の有機EL材料関連メーカー34社の研究開発、事業展開動向についても詳細にレポートしている。調査の結果、開発面では、燐光発光材料、熱活性遅延蛍光(TADF)、塗布印刷型材料等の実用化に向けた動きが活発化している。これら有機EL材料の市場規模は、2020年に3,500億円を超える見通し。

◆本調査は、有機ELディスプレイ材料としての発光材料、キャリア輸送材料などの有機材料を中心に、有機ELディスプレイに必要な基板、封止材、蒸着用メタルマスクなどの各種材料を調査した。また、国内、海外の主要企業34社を対象に、主要製品の展開状況、推進体制、材料供給関係及び今後についても調査・分析している。


◆有機ELディスプレイの市場は、スマートフォンならびに有機ELテレビが市場を牽引し、大きく伸長している。その市場規模は、2020年には3,500億円を超える規模に成長すると予測される。
◆参入企業としては、出光興産、Merck、UDCなどをはじめとする国内外の大手企業、及び得意領域・材料に特化したベンチャーや企業が参入する構図となっている。
◆これら企業は、有機ELディスプレイのリーディングカンパニーであるサムスン、LGとの関係を築き、さらに、参入の動きが活発化している中国ディスプレイメーカーとの関係を強化する動きにある。
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