本田:ソニーのZ9Dはスーパーカーのような特殊なモデルですが、概ね高画質・最先端を目指して作り込むテレビはOLED(有機EL)、液晶テレビにはコストパフォーマンスや液晶ならではの明るさを活かした製品が望まれるようになりそうです。OLEDの価格もこなれてきましたから、今後はそうした流れが加速するかも知れません。
山之内:液晶で高画質を目指すと、どうしてもコントラストの高いVA方式に頼りがちでした。時にHDRのトレンドが始まってからはその傾向が強かったのですが、視野角に問題がありますからね。ファミリー向けに複数人数で観るなら、やはり視野角の広いIPS方式が望ましい。


シーンごとにフォトショップのレベル調整のようにコントラストを“がーん”と上げてしまう。当然、暗いシーンが少し明るく見えたりと、忠実性という意味では少々疑問なのですが、これとバックライトの部分駆動を組み合わせることで、IPS液晶でも”HDRっぽさ”を出せる。
本田:バックライトマスタードライブ採用のZ9Dの後継として、8Kパネル採用バックライトマスタードライブ、X1 Ultimate搭載の製品などはリアリティあるでしょう。もちろん、4K OLEDへの搭載も期待したいところですが。
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