日本のスマートフォンの半数を超えるシェア(市場占有率)を握る米アップルの「iPhone」の新型が12日(日本時間13日未明)に発表された。しかし、上位機種の価格は10万円を超え、手が届きにくいと感じる人も多いようだ。
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一方、「iPhoneは一度使い始めるとなかなかやめられない」との評も聞く。この「呪縛」の正体は? ITジャーナリストの高橋暁子さんに解説してもらった。
一方で、今回の新型機は画面の大きいサイズが用意された以外に「大きな進化」は見られず、がっかりした人もいるかもしれない。これを機に「もうそろそろ、iPhoneの利用をやめようか」と”決別”を考える人もいるのではないか。価格の高さもデメリットに映るだろう。


iPhoneからアンドロイド端末に乗り換えようにも「データの移行が面倒そうで……」と尻込みする人が多いのではないか。  後述するが、一般的なユーザーが「移したい」と考えるiPhone内のデータの多くは、多少の努力でアンドロイド端末に移すことが可能だ。しかし、操作は複雑といえる。
また、iPhoneアプリのデータは、アンドロイドに同じアプリが用意されていても、互換性がない場合が多い。アカウントを作ればクラウドを利用してデータが蓄積できるアプリなら、アカウントのIDやパスワードを入力するだけで移行は可能だが、アカウント不要のアプリではデータの移行ができないものもあるので覚悟が必要だ。