Samsungが早ければ11月に詳細を発表するとみられる次世代折りたたみ式スマートフォンに、住友化学が開発したポリイミドフィルムが採用される見通しです。韓国メディアが報じています。

現在市場に出回っているスマートフォンのほとんどが、ディスプレイ表面を覆う素材にガラスを採用しています。米Corningが提供するゴリラガラスはその代表的な例といえるでしょう。 しかしガラス素材は折り曲げにくく、Samsungが現在開発中の折りたたみ可能なスマートフォン「Galaxy F」(Galaxy Xとも)のディスプレイには不向きです。

そこで同社が注目したのが、透明度が高く丈夫で、ガラスに近い性能を持ちながら、自在に曲がるポリイミドフィルムです。



ポリイミドフィルムは、韓国のKolon Industriesなども開発していますが、今回Samsungは自社初の折りたたみ式スマートフォンに、住友化学の開発した透明ポリイミドフィルムの採用を決めた模様です。

住友化学は透明ポリイミドフィルムを量産できる設備を持たないものの、Samsungは当面Galaxy Fを少量しか生産しない計画のため、供給量は住友化学が試験用施設で製造する分で十分間に合う見通しとのことです。
 
また今後必要な生産量が増えた場合は、住友化学が他のメーカーとOEM契約を結ぶか、または住友化学の完全小会社である韓国のDongwoo Fine-chem(東友ファインケム)が、フィルムの生産を担うことになるとも報じられています。
 
折りたたみ式スマートフォンについては、すでに中国のBOEが実演を行っているほか、Huaweiも開発中と言われています。