神奈川県は太陽光発電の普及に向け、太陽光パネルの共同購入事業に乗り出す。県が指定した事業者がパネルの購入希望者を募り、一度に大量発注する代わりに個々の購入・設置費用を引き下げる。

 10月中に仲介する支援事業者の募集を始める。指定された1社が県内の購入希望者を募り、まとまった発注で施工業者と価格交渉をする。



複数社と交渉し、より安価な価格を希望者に提供する。今年度中に購入希望者の募集開始を目指す。

欧州ではオランダの企業が同様の事業に取り組み、費用を1~3割引き下げた実例があるという。県エネルギー課は「停電時にも太陽光発電は役立つ」と話す。