Appleは、今年発売したiPhone XSとiPhone XS Maxの売上が予想を下回っているため、これらモデルの減産に踏み切るとともに、いったん生産を終了したiPhone Xの生産を再開したようだと、The Wall Street Journalが伝えています。

WSJは先日、Phone XS/XS Max/XRの売れ行き不振により、Appleが3モデルすべての減産に踏み切ったと報じました。特にiPhone XRについては、10月末に減産を決めたうえに、11月にさらに生産量を減らすよう指示したとも伝えています。



そして今回の記事で同メディアは、関係者から得た情報として、いったん生産・販売を終了した2017年モデルであるiPhone Xの生産を、Appleサプライヤーが再開したようだと記しています。

関係者によれば、Appleは過去にも、十分な需要がある場合、一部の市場限定で旧モデルの販売を継続するケースはあったようです。こうした旧モデルは部品や製造装置の値段が下がっているため、製造コストも新モデルに比べ安いというメリットがあります。

AppleがiPhone Xの生産を再開したのには、減産したiPhone XSとiPhone XS Maxぶんの有機EL(OLED)パネルを振り分けるという理由もあるようです。

WSJによれば、AppleはOLEDサプライヤーであるSamsung SDIとの契約から、一定数量のOLEDパネルを購入する必要があり、そのOLEDを無駄にしないためにも、iPhone Xの生産再開が不可欠というわけです。

ただしAppleとSamsung SDIはこの件についてはコメントしていません。