石川県内に生産拠点を持つ中小型液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)が、液晶パネルメーカーの京東方科技集団(BOE)など中国の3社から数百億円規模の出資を受ける方向で調整していることが13日、分かった。事業強化に必要な資金を確保して再建を急ぐ考えで、来春までの合意を目指す。

 JDIの筆頭株主として再建を主導してきた官民ファンドの産業革新投資機構も追加出資し、中国側の出資比率は3分の1以下に抑える方向だ。



 JDIとBOEなどは資本提携に向けた交渉を続けてきたが、JDIの主要取引先である米アップルのiPhone(アイフォーン)の販売低迷を受けて難航していた。ただJDIは主力の液晶や有機ELに投資するため、中国メーカーからの出資を強く求めている。

 JDIの連結純損益は、2018年3月期まで4年続けて赤字を計上。18年9月中間連結純損益も95億円の赤字だった。