米IT大手デル・テクノロジーズが28日、ニューヨーク証券取引所に再上場した。13年に経営陣による自社買収(MBO)で株式を非公開化して以来、約5年ぶりに市場復帰を果たした。

 28日の終値は45.43ドルで、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると時価総額は350億ドル(約3兆8500億円)。子会社の業績に連動した株式の取得を通じて公開市場に戻る。



 デルはパソコンを消費者に直接販売する事業モデルで90年代に急成長したが、パソコン需要の落ち込みで業績が低迷。非上場化し、企業向けサービスに軸足を移した。

 デルが7月に発表した再上場計画をめぐっては、デル株を過大評価しているとして著名投資家のカール・アイカーン氏が反対していた。デルは子会社の業績連動株の買い取り条件を引き上げ、計画は今月の株主投票で承認された。