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麻倉 GZ2000は4K解像度を持つ有機ELテレビで、「HDR10+」「ドルビービジョン」「ドルビーアトモス」などの多彩なフォーマットにも対応しています。それだけでも注目ですが、画質も良いと観ました。まずはこのGZ2000の開発で、特に力を入れた部分についてお聞かせください。
筒井 GZ2000では初めてパネルメーカーからセルで納品してもらいました。
麻倉 これまでは有機ELパネルはユニットでの供給だったのですね。
筒井 そうです。標準のモジュールだったのですが、今回は絵づくりの基礎から自社で手がけたかったので、パネルはセルの状態で納品してもらい、あとは自社でモジュールや放熱などを含めて作りこみました。
麻倉 T-Con(タイミング・コントローラー)も社内で?
筒井 はい。T-Conも含めてです。確か昨年インタビューしていただいた時に、いつかはそこまで手がけたいとお話ししたと思いますが、それがGZ2000で実現できたわけです。


麻倉 ピーク輝度はどれくらいですか? 確か去年は900nits前後でしたよね?
筒井 具体的な数値を言えるレベルではありませんが、1000nitsは超えています。
麻倉 基礎体力をアップしたから、画質面でも大きく進化できたのですね。
筒井 それだけではありません。GZ2000のもうひとつの特長として、SoC(統合処理プロセッサー)を新しくしました。AIをかなり盛り込んだSoCを搭載しています。
麻倉 AIとは最近よく言われますが、GZ2000ではどんな使い方をしているのでしょう?
筒井 映像処理として、まずはシーン適合で使っています。シーンの内容を判別して色や輝度、コントラストを変えるという方法です。もうひとつはそこからさらに進化して、オブジェクトを認識したうえで最適なコントラストをつけていきます。
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