ソウル市に住む30代の会社員Iさんは先月、中国のスマートフォン大手、小米(シャオミ)の空気清浄機「Miエアプロ」を海外通販で購入した。中国製品は信頼度が低いという懸念もあったが、韓国ブランドに比べ価格が5分の1というコストパフォーマンスを信じ、小米製品の購入を決めた。Iさんは「アフターサービスの面で難があるが、故障してもう一つ買うとしてもお得だ。安価でデザインも優れており、周囲では小米製品を買ったという人が多い」と話した。
 サムスン電子、LG電子の牙城だった韓国家電業界に中国・小米が旋風を巻き起こしている。小米は2010年に中国で創業したIT業者だ。創業10年目の小米はサムスンやLGの半額にも満たない価格でデザインや性能が優れた空気清浄機、ロボット掃除機などさまざまな分野に事業を拡大している。4-5年前に小米の補助バッテリーが人気を集めた際は一時的なブームに終わるとの見方が多かったが、最近はサムスン、LGの社員からも「小米のコスパが恐ろしい」との声が漏れる。


 既に流通業界は「小米ブーム」を実感している。電子商取引(EC)サービスのオークション、Gマーケットを運営するイーベイコリアによると、小米のロボット掃除機、空気清浄機の売り上げが昨年は前年比で53%、14%増加したという。韓国の通販業者ダナワでも販売量、問い合わせ件数を総合した家電カテゴリーごとの人気順位で3位以内に入っている。
ポータルサイトに開設された小米ユーザーの掲示板には40万人が登録している。中国の小米本社は韓国国内での売り上げを公表するのは難しいが、スマートフォンは全製品群を投入していないにもかかわらず、既に5大ブランドに入ったとし、「韓国市場には大きな可能性があると考えている」と説明した。
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