5cb65dda25b1d273823e三星(サムスン)電子は、来月韓国国内で発売予定のフォルダブルフォン「ギャラクシーフォールド」(写真)の厚さと重量、バッテリーなどの詳細スペックを16日公開した。競合製品であるファーウェイのフォルダブルフォンより最大6ミリが厚いものの、重量は32グラムが軽い。

三星電子のニュースルームによると、ギャラクシーフォールドは折り畳んだ時、薄い部分は15.5ミリ、厚い部分は17ミリ、開いた隙間は1.5ミリ前後となっている。広げたときの厚さは6.9ミリ、ヒンジ部分のフレームまでを含めれば7.5ミリだ。重量は263グラム。



競合製品であるファーウェイのフォルダブルフォン「メイトX」より少し厚いが、より軽い。今年7月に第5世代(5グラム)用として発売されるメイトXの重量は295グラム、厚さは折り畳んだ時は11ミリだという。ギャラクシーフォールドは、本のように内側の方に折れる折りたたみ方式であるのに対し、メイトXは外側に折り畳むアウトフォールディング方式である違いもある。バッテリー容量は、ギャラクシーフォールドが4380mAh、メイトXは4500mAhで、一般スマートフォンと大差がない。

ギャラクシーフォールドの画面サイズは4.6インチで、広げたときは7.3インチだ。ディスプレイにクアルコムのスナップドラゴン855プロセッサを適用した。カメラは、背面のトリプルカメラ、カバーカメラ、フロントデュアルカメラまで計6個を搭載した。

一方、三星電子は26日から米国で4G用ギャラクシーフォールドを販売する予定であり、国内では来月初めに5G用として出す計画だ。これに先立って12日、ギャラクシーフォールドは、米国で予約販売開始から一日で売り切れとなり、突風を予告している。