img2_file5ce3d79e0ba27三菱電機は21日、高精細な「4K」に対応した業務用デジタルサイネージ(電子看板)を6月3日に発売すると発表した。リモコン操作によって、静止画や動画のプレイリスト(一覧)などを簡単に設定できる。高精細な4Kに対応することで、細かい文字なども表示しやすくなる。飲食店や小規模店舗向けを中心に提案を進める。

同日、京都製作所(京都府長岡京市)で開いた技術内覧会で新製品を公開した。パソコンに接続しなくても、複雑な設定を操作できる。40インチ、50インチ、58インチの3種類をラインアップ。



同社のデジタルサイネージとしては最も薄い、厚さ約58ミリメートルを実現した。市場想定価格は20万5000円前後から。

4Kのデジタルサイネージは、競合メーカー各社が展開済み。後発である三菱電機は、簡単な操作性を強みとしてアピールする。

今後、ネットワーク接続によるコンテンツ更新の機能も強化する方針だ。