terry gou 1_r鴻海精密工業(ホンハイ)の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長とソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長が22日、台北市内での講演会にそろって出席した。孫氏はSBG傘下の英半導体設計大手、アーム・ホールディングスに関連し「優秀な半導体技術者が多い台湾で人材を増やしたい」と述べた。

来年1月の総統選への出馬を決めている郭氏は同日、孫氏に対して台湾への投資拡大などを提案したと明かした。



郭氏はアームについて「米中貿易摩擦でもキーになる企業だ。台湾に研究開発の拠点を設けてほしい」との希望をのべた。孫氏は「台湾には半導体の製造技術もある。有能な人材がそろっている」と応じた。

孫氏はアームと中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)との取引について「米国の規制対象になるか、製品を調べている最中だ。アームは英国の会社で、多くは対象にはならないだろう」との見解を語った。

またアームの上場についても言及し「どこの市場かは決めていないが、5年以内の新規株式公開(IPO)を検討中だ。恐らく実現できるだろう」と話した。