三井住友建設は2019年8月1日、自社開発した水上太陽光発電用フロートシステム「PuKaTTo(プカット)」を使用した太陽光発電所「女井間(めいま)池水上太陽光発電所」(香川県木田郡三木町)の建設に着手したと発表した。今回の事業は、同所の「平木尾池水上太陽光発電所」(2017年11月完成)に続く、2件目の水上太陽光発電所運営事業となる。

 新発電所は、農業用ため池を利用し、水上太陽光発電用フロート約9400枚(パネル設置面積約2万8600m2)を設置する。その発電出力は2822kW(キロワット、パネル出力)で、年間発電量は約330万キロワット時を見込んでおり、固定価格買取制度(FIT)を活用して全量を売電する。完成および運転開始は2019年12月を予定している(事業期間20年間)。



 同社の水上太陽光発電への取り組みは、2014年に香川県農政水産部農村整備課より委託されたフロートを用いたため池での太陽光発電の実証実験から始まった。その後、2015年に水上太陽光発電用フロートシステム「PuKaTTo」を自社開発して販売を開始。2017年に海外でのフロートシステムの販売強化に向け、台湾に現地法人「SMCC Taiwan」を設立した。これまでに国内5件(施工中1件を含む)、海外3件(うち台湾2件)の採用実績がある。