米証券会社のパイパー・ジャフレーは23日、アップルが発売した新型「iPhone11シリーズ」の買い替え需要は強まらないと予測したリポートを公表した。次世代通信規格「5G」に対応していないのが要因。新型の代わりに、値下げした旧機種に需要が移る可能性があるという。

パイパー・ジャフレーが米国の1500人のiPhone利用者を対象に調査した。新機種の「11」「11Pro」「11ProMax」のいずれかに買い替えると答えた利用者は51%にとどまり、昨秋の同じ調査で新機種に買い替えると答えた比率(69%)を大きく下回った。



一方、値下げした旧機種に買い替えるとの比率が今年は49%に達し、昨秋の31%より多かった。

調査を踏まえ、担当アナリストは「2020年9月期通期のiPhone売上高は市場予想通り前期比1%減るだろう」と指摘した。一方、11月に始める動画配信「アップルTV+(プラス)」などサービス事業や「アップルウオッチ」などの販売好調が収益を支えるとみる。