FPD(フラットパネルディスプレイ)は、スマートフォンやPC、テレビなどの製造では必須となる構成部材だ。現在のグローバルシェアは中国と韓国で大半を占めている。しかし最近では、米中貿易戦争や日本による韓国への輸出管理強化などを受け、同市場への影響が懸念されている。IHSマークイット ディスプレイ部門 シニアアナリスト 宇野 匡氏が、気になるFPD市場動向や注目されている新技術について解説する。
中国では自国の産業育成のために、政府が補助金を出してソーラーパネルやLEDなどに積極的な投資を続けてきた。ディスプレイパネルについても、いまや中国メーカーが世界最大の生産能力を有している。中国ではLEDチップはグロス単位で売られるほどで、市場への多大な影響が不安視されている。


 個人的な意見としては、やはり中国の産業の育成方法はアンフェアに感じてしまう。ある意味、米国の対中制裁は筋が通っているだろう。しかし、これまで米国は中国の政策を野放しにしたままだったので、「いまさら、何を言っているのか」とも感じる。
<目次>

日韓の対立がFPD部材に与える影響とは?
どちらが勝つのか? 米中の貿易戦争への私感
ディスプレイに使われる「シリコン用ガラス基板」最新動向
「マイクロ/ミニLED」の気になるコスト
性能面やコスト面で期待がかかる「OLED」の最新動向
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