img1_file5dbab2b6d16fb.png片岡製作所(京都市)は、人工知能(AI)で液晶パネルの欠陥を判定し、的確に自動修正するレーザーリペア装置「液晶パネルAI自動リペア装置」を開発した。月内に受注を始める。人手に頼っているリペア工程を自動化し、熟練作業者不足を補う。標準価格は7500万円、液晶メーカー向けに年間20台の販売を見込む。

液晶パネルの画像データを基に、欠陥箇所、異物混入や膜残りなど欠陥の原因、レーザーで切る、つなぐなど原因に応じたリペア手法の選択という一連の作業をAIが判定して的確に修正する。



作業者の経験や人手に頼る一般的なリペア工程を自動化し、1人の作業員が遠隔で複数台を操作できるなど、熟練作業者不足に応える。空冷式・レーザー励起にレーザーダイオード採用などでメンテナンス不要にするなど徹底して人手を省いた。

パネルが縦置き、横置きの2タイプを用意、対応サイズは40インチ―80インチ。80インチ以上の大型パネル対応はオプションで用意する。

リペア装置は検査工程で不良判定されたパネルの欠陥を修正して良品にする装置。同社では不要な細胞を高速除去する細胞プロセッシング装置で、不要細胞の判定にAIを採用している。