img_ff3b8daa1ad6e5564ca36c187efbd3bc93327世界最大手のスマートフォン・半導体メーカー、サムスン電子(Samsung Electronics)は18日、取締役会議長らが労働組合の活動を妨害して有罪判決を受けたことをめぐり、異例の陳謝を行った。

 李相勲(イ・サンフン、Lee Sang-hoon)取締役会議長と姜景薫(カン・ギョンフン、Kang Kyung-hoon)副社長は17日、同社カスタマーサービス部門の社員らによる労組活動を阻止するため、さまざまな策略を主導していたとして、労働組合法違反で懲役1年6月の有罪判決を受けた。

検察によると、2人は部下らに対し、組合員らの給与を減らす、妊娠や借金といった私生活に絡む情報を調べて会社側に有利に使うといった指示を出していたという。





 サムスン電子は18日、同様に幹部が労働組合法違反で有罪となったサムスン物産(Samsung C&T)と共同で、「過去には、労働組合に対する理解と見解が社会の期待に見合っていなかったことを謙虚に受け止める」、「社員に対する敬意に基づく、前向きで生産的な労使関係の構築に努める」との声明を出した。

 1987年に死去したサムスングループ(Samsung Group)創設者のイ・ビョンチョル(Lee Byung-chul)氏は、労働組合に強く反対していた。

 労働運動団体は、サムスンの半導体やディスプレー工場で勤務し始めて以降、がんなどの病気になった従業員が約240人に上り、うち約8割が命に関わる症状を示し、その多くが若い女性だと指摘している。

 ある亡くなった従業員の父親は「娘は、サムスンに組合がなかったから死んだ」と語っている。

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なぜサムスンの社員は一流大卒でなくてもすごいのか? [ ペドクサン ]
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