31367a73415f8df6c075440e8ebf81078446d
その地域はどこか、映画のセットとして構想されたかのような印象を与える。しかし、中国の江蘇省蘇州市にある「蘇州工業園区」は実際に活動している地域、もっと言えばシンガポールとの協力事業の開発区である。
一帯は25年前には農地だったが、それを周到な計画の下に開発し、これまでに売り上げ上位の「フォーチュン500」に名を連ねる数十社が、何百もの最先端の事業に巨額の投資をしてきた。






中国は、蘇州工業園区のようなモデル地域を世界に輸出できると考えている。実際、世界で提案されているスマートシティー約1000カ所のうち、半分の約500カ所は中国にある。
筆者は先月、香港のNPO「中米交流基金」と共に蘇州工業園区の視察ツアーに参加した。蘇州工業園区は経済モデルであると同時に、スマートリージョンだとも見なされている。スマートリージョンとは、インターネットやクラウド技術によってデータを収集し、エネルギーの利用や交通量、医療サービスなどの向上を図る地域のことだ。
蘇州工業園区の担当者は「テクノロジーのエコシステムを培うことに力を入れており、特に、新しいテクノロジーやコンセプトで最先端を行くスタートアップの育成に重点的に取り組んでいる」と話していた。
Read full article



スマートシティ Society5.0の社会実装 [ 石田東生 ]
スマートシティ Society5.0の社会実装 [ 石田東生 ]