米調査会社のDSCCが26日発表した有機ELパネルの世界出荷予測によると、2020年の出荷枚数は前年比12%増の5億2300万枚となる見通しだ。米アップルなどのスマートフォンの新機種に搭載されるなど、市場が拡大する。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、2月時点の予測を11%引き下げた。

四半期別に見ると、4~6月の出荷枚数は1億1080万枚と前年同期比で6%減となる見通しだ。欧米などにコロナウイルス感染の影響が広がったことが響く。同社は7月以降の市場回復を想定し、7~9月は同10%増の1億4700万枚、10~12月は同34%増の1億6600万枚を見込む。





ブランド別では米アップル向けのパネルがけん引。出荷枚数は1億枚と前年比で7割増えると予測する。アップルは20年秋に発売予定のスマホ「iPhone」の新機種に有機ELを全面採用する予定だ。

中国・華為技術(ファーウェイ)も新型機種に有機ELを搭載するとしており、前年比61%増の9000万枚となる見通しだ。ただ、米政府はファーウェイへの規制を強めており、下振れ懸念は根強い。韓国・サムスン電子は主力の欧米市場で外出制限などの影響を受け、同14%減の1億7000万枚にとどまる見通しだ。

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