テレビ向け液晶パネルが値下がりしている。指標となるオープンセル(バックライトがついていない半製品)の5月の大口取引価格は、32型が前月比2ドル(5%)ほど安い1枚34ドル前後となった。下落は2カ月連続。大型の液晶テレビ用の55型も前月比4ドル(4%)ほど安い106ドル前後まで下落した。

世界的に外出自粛が広がり、店頭で買うことが多いテレビの販売が予想以上に振るわない。欧米などでは寝室や子ども部屋に置く2台目需要が伸びている。半面、新興国では新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化しており、世界的にはテレビ需要が低迷している。





一方、中国のパネルメーカーは5月に入るまでは本格的な生産調整の動きはなかった。パネルの在庫は積み上がり、過剰感が強まっている。

ただ今後、価格の下げ幅は徐々に縮まる見込みだ。一部メーカーでは収益悪化を理由に「6月から値上げ要請に動いている」(DSCCの田村喜男アジア代表)との声もある。「7~9月には価格が下げ止まる可能性もある」

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