ジャパンディスプレイ(JDI)の仲島義晴最高技術責任者(CTO)は8日、オンラインのイベントで「新型コロナウイルス後の世界に向けて、技術の応用可能性が広がっている」と述べた。医療機器向けのディスプレーや生体センサーの新規事業開発などを進め、液晶パネルに依存した収益構造の改善につなげたい考えだ。

オンラインで開催された「日中電子産業BIZ FORUM」で講演した。

仲島CTOは「これまで手掛けて来れなかったヘルスケアの分野にも応用展開したい」と話す。例えば、触れることなく操作できるディスプレーは「ウィズコロナ時代に公衆衛生の分野で活用できる」という。





ディスプレーの基盤技術とセンサー素子を組み合わせ、手首に巻き付けるだけで生体情報を計測できるセンサー装置の開発も進めている。

液晶画面の向こう側を見渡せる透明ディスプレーの新しい用途も紹介した。ガラス板のように透明で、電源を入れると映像が浮かび上がる。飛沫防止のパーテーションとして設置すれば、ディスプレーの反対側から映像を使って説明するといった使い方もできるという。

イベントでは中国光学光電子行業協会の液晶分会の胡春明副秘書長や日中経済協会の杉田定大専務理事ら中国の経済事情に詳しい識者も講演した。

※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ