テレビに使う大型液晶パネルが一段と値上がりした。指標品の8月の大口価格は前月に比べ1割前後高い。新型コロナウイルスの影響で在宅時間が長くなり、テレビの販売が伸びている。

指標となるオープンセル(バックライトがついていない半製品)の8月の大口価格は大型向けの55型が前月比10ドル(9%)ほど高い1枚125ドル前後。32型も4ドル(10%)高い1枚44ドル前後だった。上昇は3カ月連続。





各国での給付金の支給もありテレビ需要は旺盛だ。8月のパネルメーカーの稼働率は91%と7月と同水準で高稼働が続く。テレビ向けに加え、巣ごもりに伴うタブレット端末やモニター向けなどのパネルの好調も高稼働を後押ししている。

パネル価格の一段の上昇を受け、パネルメーカーの採算は改善傾向にある。 9月の大口価格は「上昇は続くが上昇幅は縮むだろう」(DSCCの田村喜男アジア代表)との見方が多い。10月以降は「生産調整に動く可能性があり、価格が下落するとみられる」(田村氏)という。

※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ