シャープ は2日、NEC 子会社でディスプレー事業を手掛ける「NECディスプレイソリューションズ(NDS)」(東京)を子会社化したと発表した。
社名は「シャープNECディスプレイソリューションズ」に変更した。
シャープは、販路拡大、技術連携による新商材の創出、共同購買によるコスト削減などを狙い、同社のディスプレー事業を強化する考え。 







※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
Release : 新生「シャープNECディスプレイソリューションズ」が事業開始

 

 本年3月25日に日本電気株式会社(以下、NEC)及びシャープ株式会社(以下、シャープ)の両社間で締結しました株式譲渡契約に基づき、NECディスプレイソリューションズ株式会社(以下、NDS)の66%の株式について、昨日11月1日付にてNECからシャープへの譲渡が完了しました。

 これを受け、昨日付にてNDSの社名を「シャープNECディスプレイソリューションズ株式会社(以下、SNDS)」に変更し、新たな経営体制を発足しました。新体制の下、グローバル市場での映像表示装置及び映像表示ソリューションの開発、製造、販売を行う「新生SNDS」として事業展開を図ります。

 経営体制としては、昨日付でシャープより中山藤一(シャープ 専務執行役員 8Kエコシステムグループ長 兼 ビジネスソリューション事業本部長(※1))がSNDS代表取締役会長、NDSにて社長を務めていた中谷久嗣が継続してSNDS代表取締役社長に就任し、新たな役員体制の下、多面的な意思決定を迅速かつ効果的に行い、シャープグループにおける事業シナジーを創出してまいります。

 また、従来のBtoB向けディスプレイ事業(液晶ディスプレイ、ビジネスプロジェクター、デジタルシネマ、LEDディスプレイを中心とした製品・ソリューション)を基盤に、シャープで推進中のディスプレイソリューション事業(※2)、さらにはシャープの8K+5G、AIoT戦略との連携を図り、事業ポートフォリオ展開、調達面、販売面でシナジー効果創出に取り組み、一層卓越した商品・ソリューション、及びサービスを提供します。

 当社は引き続き、お客様にとって快適で安心であり、かつ先鋭的なディスプレイソリューション事業を展開することによって、「Global Display Solution Provider」を目指してまいります。