米国の市場調査会社であるIDCは2021年1月27日(現地時間)、2020年第4四半期(10~12月期)の世界スマートフォン市場のシェアを発表した。同四半期のスマートフォン出荷台数は合計で3億8590万台で、前年同期比で4.3%増加した。2020年全体のスマートフォン出荷台数は、2019年に比べると5.9%減少したものの、スマートフォン市場は回復基調にあり、その傾向は2021年も続くとIDCはみている。

 IDCのWorldwide Mobile Device Trackersでリサーチディレクターを務めるNabila Popal氏はプレスリリースで、「5G(第5世代移動通信)の供給促進や積極的なプロモーション、ローエンドからミドルレンジのスマートフォンの人気上昇など、スマートフォン市場の回復を後押ししている要素は多々ある」と説明する。





「ベンダー各社も、2度目のロックダウンへの準備を整えていて、エンドユーザーに確実に端末が届くよう適切なチャネルを確保している。ロックダウンにより、一般消費者のレジャー、旅行、外食などへの支出は減少しているが、スマートフォン市場はその恩恵を受けている。これらの要因に加えて、スマートフォンのサプライチェーンの迅速な回復力も評価されてしかるべきだろう」(同氏)

 2020年第4四半期のスマートフォン出荷台数をベンダー別にみると、首位はAppleで9010万台。シェアは23.4%だった。IDCは「『iPhone 12』シリーズの販売が好調だった」と分析している。

 2位はSamsung Electronicsで7390万台、シェアは19.1%。その後Xiaomi、OPPOと続き、5位は米国から厳しい制裁を受けているHuaweiで、出荷台数は3230万台、シェアは8.4%だった。Huaweiの2019年第4四半期における出荷台数は5620万台で、シェアは15.2%だった。出荷台数、シェアともに大きく落としていることが分かる。

※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ