液晶大手、ジャパンディスプレイ(JDI)が業績低迷から抜け出せない。2月10日に発表した2020年4~12月期の連結決算は最終損益が229億円の赤字(前年同期は1108億円の赤字)だった。
主要顧客である米アップルがスマホのディスプレーに有機ELの採用を増やしたことで、JDIが手掛ける液晶の受注が減った。21年3月期は7期連続の最終赤字に陥る公算が大きい。
主要顧客である米アップルがスマホのディスプレーに有機ELの採用を増やしたことで、JDIが手掛ける液晶の受注が減った。21年3月期は7期連続の最終赤字に陥る公算が大きい。
業績回復に向け、JDIは体制の刷新に踏み切った。昨年12月末に菊岡稔前社長が退任。支援元である独立系投資顧問会社のいちごアセットマネジメント社長でJDIの会長を務めていたスコット・キャロン氏がCEO(最高経営責任者)に就任した。
CEO就任後初の公の場となった10日の決算発表では既存事業の構造改革と新規事業の創出を軸とする経営方針を示したが、そこには既視感も漂う。 JDIは今度こそ復活できるのか。会長兼CEOのキャロン氏に聞いた。
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CEO就任後初の公の場となった10日の決算発表では既存事業の構造改革と新規事業の創出を軸とする経営方針を示したが、そこには既視感も漂う。 JDIは今度こそ復活できるのか。会長兼CEOのキャロン氏に聞いた。
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