iPhone12用有機EL(OLED)ディスプレイパネル発注数が予定より少なかったことから、AppleからSamsung Displayへの補償が発生する可能性が高いようです。

iPhone12 miniの販売低迷が影響
市場調査会社のOmdiaが、iPhone12 miniの販売低迷により、Samsung DisplayのOLEDディスプレイパネル出荷数が減少していると報告していました。





Appleは2021年前半(1月〜6月)分のiPhone12の製造予定数を、2020年12月の計画から20%削減、うち70%をiPhone12 miniが占めるようです。

2019年と2020年にも補償金支払い
iPhone12 mini用OLEDディスプレイパネルの供給は、Samsung Display 一社が担っていたことで、同社に大きな影響が及んだとOmdiaは報告しています。
 
発注予定数より実発注数が少なかった場合、AppleはSamsung Displayに補償を行ってきたようで、その額は2019年分と2020年分をあわせて16億8,000万ドル(約1,850億円)だったようです。
 
業界関係者は、本年もAppleからSamsung Displayへの補償が発生すると予想しています。

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