LG電子が有機発光ダイオード(OLED)テレビの販売増加を受け、世界のテレビ市場において四半期別で最大のシェアを記録した。
英国の市場調査会社、オムディア(Omdia)によると、今年1~3月期におけるLG電子の有機発光ダイオード(OLED)テレビの出荷量は、前年同期比116%増の79万200台と、1~3月期の出荷量としては最大を記録した。

LG電子は同社製のOLEDテレビの急成長について、平均販売価格(ASP)が2000ドル(USD)近い高価格帯製品であることを考慮すれば、最大出荷量の達成はより意味が大きくなると説明した。
世界のテレビ市場におけるLG電子の金額基準のシェアは、OLEDテレビが成長をけん引したことを受け19.2%と1~3月期で最大を達成した。





このほかLG電子のOLEDや液晶パネル(LCD)を合わせた出荷台数は、計727万9000台に達し、前年同期比15%以上増加した。

一方、LG電子を含む世界のOLEDテレビの出荷量は、前年同期比90%以上増の119万2000台に達している。

オムディアは昨年365万台だったOLEDテレビ市場が、今年は580万台規模まで拡大すると展望した。全体のテレビ市場におけるOLEDテレビの割合は、金額基準で10%を占め、初めて2桁に上るとの予想だ。

今年1~3月期の世界のテレビ出荷量は、昨年6~12月期から続いているペントアップ需要を受け、前年同期(4661万1000台)より10%近く増加した5122万5000台だった。

※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ