テレビに使う大型液晶パネル価格の上昇が続いている。指標となるオープンセル(バックライトがついていない半製品)の55型品は、6月の大口取引価格が前月比2%(4ドル)高い1枚229ドル前後で決着。2020年5月の底値の約2.2倍の高値となった。同32型も1枚89ドルと1%(1ドル)ほど高い。

13カ月連続で上昇したが、5月の4~5%高と比べると値上がり幅は縮小した。市場では上昇に一服感が出つつあると指摘する声もある。





巣ごもり消費が広がるなかでテレビ販売が伸びパネル不足から価格が急騰してきたが、足元はテレビ販売に落ち着きがみられる。ディスプレー調査会社、米DSCCなどによると、北米市場における全ブランド出荷台数は5月に前年同月を大きく割り込んだ。

パネル不足に対応したパネルメーカー各社の生産拡大基調は続いている。DSCCの田村喜男アジア代表は「7~9月には供給過剰に転じ、約1年続いた値上がりが収束しそうだ」と指摘する。

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