11インチのサイズ感が好き!って人も多いはず。
発売からまもなく2ヶ月が経つ新型iPad Proですが、高性能なM1チップを搭載し、5Gにも対応したのに加え、12.9インチモデルに関してはミニLEDディスプレイを採用しています。対して11インチモデルのディスプレイ性能は前世代のものと変わらず、当時はがっかりした人も多かったかもしれません。

しかし、ここで気になる噂が。
Apple Insiderの報道によると、Apple製品アナリストでお馴染みのミンチー・クオ氏は先日、ミニLEDを採用した新型iPad Pro 11インチ(第4世代)とMacBook Airが来年発売され、後者に関してはデザインも刷新されると予想しているとのこと(そのためディスプレイを理由にiPad Pro 12.9インチモデルを買おうと検討していた方はもう少し様子を見ても良いかもしれません)。





iPad Pro 12.9インチ(第5世代)で採用されたLiquid Retina XDRディスプレイ(Appleが呼ぶミニLEDディスプレイのこと)。

このディスプレイの仕組みについてAppleは、10,000個以上のミニLEDをディスプレイ背面全体に詰め込み、それらを2,596個のローカルディミングゾーンに分けたことで、100万対1 のコントラスト比やこれまで以上に鮮やかな映像(特にHDRコンテンツ)を表現できるようになったと説明しています。

これまですべてのiPadで使われてきたLCD(液晶ディスプレイ)と比較すると、ミニLEDはとにかくコントラスト比の高さやディスプレイの明るさ(最大1,600ニト)が優れているのが特徴的ですが、革新的なディスプレイを搭載しても本体の厚さが6.4ミリという薄さを実現できたのは、文字通りLEDの大きさが従来のものより小さいのも理由の1つです。

クオ氏はほかにも、ミニLEDが採用されるデバイスはiPad ProやMacBook Airだけでなく、MacBook Pro(14インチおよび16インチモデル)も含まれる可能性があると予測しています。今年の第3四半期に大量生産が始まり、発売時期は今年の秋または冬なんだとか。

iPad ProにミニLEDを採用したこととクオ氏の予想から考えると、Appleは将来的にすべてのiPadとMacBookシリーズにミニLEDを採用するのかもしれませんね。もし実現したら両デバイスのディスプレイ性能向上はもちろんのこと、iPadとMacでより連携した機能が使えるようになるかもしれませんね!

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