8月11日22時(日本時間)、サムスン電子は世界市場向けの新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催し、秋に向けた新製品群を発表した。

発表されたのは、5G対応スマートフォンの「Galaxy Z Fold3 5G」「Galaxy Z Flip3 5G」、スマートウォッチの「Galaxy Watch4/Watch4 Classic」、完全ワイヤレスヘッドホンの「Galaxy Buds2」である。





どの製品も日本での発売予定は公開されておらず、日本仕様がどうなるかなども未発表だ。だがこれまでの経緯を考えれば、それぞれの製品は日本市場で発売される可能性は高い。

第3世代を迎えてよりマス向けの製品になった「二つ折りGalaxy」の方向性を考えてみよう。

サムスンが折りたたみのGalaxyを最初に発売したのは2019年のこと。同年は「二つ折りスマホ元年」とでもいうべき年だった。1月のCESでは中国のRoyoleが「FlexPai」を出展、2月のMWC 19 Barcelonaではファーウェイとサムスンが二つ折りスマホの実機を公開している。