2021年9月20日、韓国・朝鮮Bizは「米アップルの最新スマートフォンiPhone13に使用される部品は韓国製が30%を超える見通し」だとし、「米国、日本、中国を圧倒する数値だ」と伝えた。

記事によると、前作のiPhone12でも韓国製の部品が最も多く、27.3%を占めていた。米国が25.6%、日本が13.2%、中国が4.7%だったという。

iPhone13シリーズでは、ディスプレイはサムスンディスプレイとLGディスプレイが100%供給する。カメラモジュールは中国企業(OFILM)の脱落と日本企業(シャープ)の不振により、LGイノテックが大部分を供給する。特に、iPhone13シリーズ全モデルに搭載されるようになったセンサーシフト式手ぶれ補正機能は、LGイノテックの技術だという。





メモリとバッテリーに関しては「各社が競合する構図を形成している」としているが、韓国企業ではサムスン電子、SKハイニックス(メモリ)、サムスンSDI、LGエナジーソリューション(バッテリー)、サムスン電子(MLCC=積層セラミックコンデンサ)、ポスコ(本体ステンレス)、凡泉精密(音響部品)、ITM半導体(バッテリー保護回路)が部品を供給するという。メモリに関しては、韓国企業の納品が全iPhoneの80%を担っているという。

iPhone13の初期生産台数は、iPhone12より20%多い9000万台と設定されている。「生産量の増加により、韓国企業の業績好転が予想される」と、記事は伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「iPhoneを買って愛国活動をしよう。Galaxyだけが愛国ではない」「LGは主要な部品をほとんど作ってるんだな。だったらもう自社でスマホを作ればいいじゃないか」「誇らしいグローバル企業の善戦とファイトに心から感謝します」「名前はアップルのiPhoneだけど、実情は韓国製品なわけだね」「メイドインコリア、万歳」などの喜びの声が多く寄せられている。

一方で、「その部品を作る装備は、どの国の製品なのかな?」「韓国企業の製品はあるけど、メイドインコリアとは言えないよね。生産地はほとんど中国やベトナムなんだから」などのコメントも見られた。

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