韓国400CEATEC 2021 ONLINEのメインイベントが、2021年10月19日からスタートするのに先がけ、主催者である一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が記者会見を行った。  

CEATEC エグゼクティブプロデューサーの鹿野清氏は、「ニューノーマル時代における新しい展示会の在り方への挑戦になる。オンラインだからこそできる情報発信の強化や、これまで以上の盛り上がりを作ることで、CEATECが社会において、より重要な役割を果たすことを目指す。未来に向けた新たな共創が、ひとつでも多く生み出されることを期待している」と述べた。

CEATEC 2021 ONLINEは、昨年に続き、完全オンラインで開催される。





 今年の開催テーマは、「つながる社会、共創する未来」。スローガンは、「ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC(CEATEC-Toward Society 5.0 with the New Normal)」を掲げている。

 オンライン展示会場には、314社の企業/団体が出展。そのうち、海外からは20カ国/地域の85社の企業/団体が出展する。また、新規出展者数は128社/団体で、全体の41%を占めた。スタートアップ企業や大学研究機関は115社/団体。前年実績を超える10万人以上の登録者数を見込み、会期中には延べ15万人以上の来場を見込んでいる。事前登録では、3万人近くに達しているという。

 「昨年は356社/団体の出展者数であったのに比べると、それを下回る結果になったが、これまでのCEATECを支え、牽引してきた電機、IT、電子部品各社や、国内外の多様なスタートアップ企業、ソフトウェアやソリューション企業をはじめ、通信、化粧品、モビリティなど、新たな産業界や新たな国からの出展など、バラエティーに富んだ出展者となった」とした。

 22回目を迎えるCEATECを支えてきたソニーグループ、日立製作所、パナソニック、三菱電機、富士通、東芝、NEC、シャープの電機8社が、8年ぶりに出揃ったほか、ポーラや三菱ふそうトラック・バス、アドビ、ソフトバンクなどが新規出展する。また、海外企業は前年に比べて14社増えている。

 「海外からの来場者を増やす必要がある。CEATECの内容を3分ビデオにまとめて発信したり、海外の出先機関を通じた情報発信も行っている。時差の問題はあるが、オンラインの特徴を生かして、昨年を超える海外からの来場者数を見込んでいる」と述べた。

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