東京大学大学院新領域創成科学研究科の石田浩祐大学院生(研究当時)、芝内孝禎教授、同工学部の大西由吾大学生(研究当時)らは、鉄系超伝導体Fe(Se,Te)において量子液晶の量子臨界点を発見し、これに由来した相互作用が高い超伝導転移温度をもたらすことを初めて実験的に明らかにしました。
量子液晶とは、量子力学的な効果によって液晶と類似した状態が固体中に現れたものです。







この結果は、これまでよく調べられてきた磁気的量子臨界点による超伝導転移温度の上昇とは異なるメカニズムで、高温超伝導を実現できることを示すものです。

本研究成果は2022年4月29日付けで、米国科学誌「米国科学アカデミー紀要(Proceeding of the National Academy of Sciences USA:PNAS)」に掲載されました。
本研究は科学研究費新学術領域研究(研究領域提案型)「量子液晶の物性科学」(領域代表:芝内孝禎教授)[JP19H05823, JP19H05824]等の助成を受けて行われました。

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