05130347_2今夏からグーグル音声秘書のグーグルアシスタントをサムスン電子のギャラクシーウォッチ4で使用できるようになった。グーグルはサムスンと協力してヘルスケア・フィットネスアプリケーション(アプリ)データを開発者に共有するいわゆる「ヘルスコネクト(Health Connect)イニシアチブ」も発表した。サムスンとグーグルは昨年、ウェアラブル装置の運営体制(OS)を統合することにしたが、今回ソフトウェア(SW)同盟をさらに強固にするわけだ。

12日、サムスン電子はニュースルームを通じて、このような事実を公開した。モバイル体験(MX)事業部・顧客体験(CX)室のパトリック・ショーメ(Patrick Chomet)室長(副社長)は「1年前に私たちはグーグルの長所とサムスン電子ソフトウェア・ハードウェアの専門性を結合した」とし「これはサムスンとグーグルの長年のパートナーシップが結んだ結実」と説明した。それと共に彼は「協業1周年を記念して今夏にギャラクシーウォッチ4の利用者はグーグルアシスタントをダウンロードできる」と伝えた。





サムスン電子は今年2月、ギャラクシーウォッチ4の機能を追加し「グーグルアシスタントを数か月以内に使えるだろう」とだけ明らかにした。このために市場ではサムスンとグーグルの協業に対して疑問があったが、今回これを払拭させた。

グーグルはこの日、開発者のための年次行事である「グーグル I/O 2022」を開きサムスンとの同盟を強調した。グーグルはヘルスコネクト・イニシアチブを発表し数回、サムスンとの協業に触れた。グーグルプロダクトのシン・マクブリンマネジャーは「開発者がヘルスコネクトを活用すれば使用者の同意の下に多様な装置で健康情報に接近できる」として「グーグルは今回のプロジェクトの時、サムスン電子と緊密に協力した」と強調した。また、グーグルフィット、サムスンヘルス、マイフィットネスパルなどが近いうちに参加すると付け加えた。

グーグルはこの日、サムスンとのパートナーシップに支えられウェアOSユーザー数が1年前より3倍以上増えたと明らかにした。サムスンは指摘を受けてきた音声秘書「ビクスビー」の代わりにグーグルアシスタントを搭載し競争力を高めることができデータ共有を通じて今後ソフトウェア競争力に備えることができる。グーグルはアップルが1位を占めたスマートウォッチ市場に進出しサムスンという友軍を得た。グーグルはこの日、初のスマートウォッチである「ピクセルウォッチ」も公開した。音声秘書を通じてナビゲーションシステム、電子決済サービスを使用することができる。

多様な先端検索技術も披露した。△製品選別検索機能である「場面探索」△自分の周辺商品を探してくれる「自分の周辺」△「ハイ、グーグル」と言わずに目だけで作動する音声秘書グーグルアシスタント△万能人工知能チャットボットのようにアップデートされた人工知能対話モデル「LaMDA2」などだ。場面探索機能は検索の未来に近いという評価だ。グーグルは、これまでテキスト→音声→イメージで検索領域を拡張してきたが、今年に入って彼らを万能検索でまとめている姿だ。グーグルはこれを「多重検索」と命名した。

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