呉氏はシャープ親会社の台湾・鴻海精密工業出身。4月にシャープCEOに就任後、海外事業の拡大を強調してきた。7月に海外統括本部を設置して海外企業との協業や企業の合併・買収(M&A)などを推進する方針で、呉氏は「日本中心のブランドから世界のシャープに成長したい」と話した。
また、業績不振が続く大型液晶パネルを生産する「堺ディスプレイプロダクト(SDP)」について「3年以内の黒字化を目指す」と強調。
SDPは27日、シャープによる完全子会社化が完了する予定だ。
説明会に先立って開かれた株主総会では、呉氏らの取締役選任と、鴻海出身で経営再建を主導した戴正呉会長、野村勝明社長の取締役退任が決まった。
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