シャープは27日、テレビ用の大型液晶パネルを生産する「堺ディスプレイプロダクト(SDP)」(堺市)の完全子会社化の手続きを完了したことを明らかにした。
株式を80%保有する海外ファンドから取得した。シャープの経営危機時に手放したSDPを買い戻し、北米市場での販売を増やす狙いがある。  





取得はSDPの1株に対してシャープ株11.45株を割り当てる株式交換で子会社化を実施。それに伴い、シャープは約3845万株の新株を発行した。24日の終値1045円で計算すると約400億円に相当する。新たな資金調達をせずに子会社化する手法を選んだ。

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