20221208a本学創造工学部舟橋研究室では、拡張π電子共役系を導入したキラルな二量体型液晶を開発しています。これらの液晶材料は室温でガラス状態を示し、高品位の円偏光発光性と電荷輸送性を示し、将来的には電気励起による円偏光発光LEDや有機半導体レーザーへの応用が期待できます。

研究内容の新規性が評価され、Back coverに採択されました。円偏光発光可能な液晶性半導体は本学創造工学部の舟橋教授のグループが世界に先駆けて開発した材料であり、国際的に高く評価されています。






國廣誠貴(2021年度修士修了)、嶋岡永吾(2019年度修士修了)、森下修平(大学院工学研究科博士課程)、鶴町徳昭教授、舟橋正浩教授のグループ(創造工学部先端マテリアル科学コース)は、室温で液晶ガラス状態を示すオリゴフェニレンビニレン誘導体の円偏光発光と電荷輸送特性についての新しい成果を英国化学会の有力学術誌(Materials Advances)に発表しました。

論文の研究内容の重要性が評価され、論文に関するイラストが同誌のBackside coverに採用されました。 論文題目:Carrier transport characteristics of glass-forming chiral liquid crystalline dimers based on oligo(phenylenevinylene) units 著者:M. Kunihiro, E. Shimaoka, S. Morishita, N. Tsurumachi, and M. Funahashi, *研究内容の詳細については、別紙をご覧ください。